Connectify(コネクティファイ)はPCを仮想の無線LANルーターとして利用する無料のソフトウェアです。PC、iPhone、Android端末などからConnectify経由でインターネットに無線(Wi-Fi)接続する事ができます。従来、ネットワーク端末を無線でインターネット接続するには無線LANルーターを利用しますが、ConnectifyはPC上で仮想の無線LANルーターを構築します。専用のハードウェアを使わずに複数の端末を無線でインターネット接続したい時など、Connectifyがあれば重宝します。
Connectifyではウィザード(対話形式画面)のガイドに従っていくだけで、手軽で簡単に仮想の無線LANルーターの設定をする事ができます。ウィザードでは、ネットワーク名とパスワード、アクセスポイントにするPCのネットワーク接続環境(ローカルエリア接続やワイヤレスネットワーク接続など)を指定します。設定完了後にConnectifyの画面上部にある「Status」が「Running ネットワーク名」となっていれば、PCを仮想の無線LANルーターとして使えます。画面右下の「Stop Hotspot」をクリックすると、アクセスポイント機能は停止します。
Connectifyで構築した仮想ネットワークに接続するには、接続する端末の無線設定でConnectifyのネットワーク名を選び、パスワードを入力します。パスワードの認証が完了すると、端末からインターネットにアクセス可能になります。接続中の端末はConnectifyの画面の「Connected Clients」に表示されます。
Connectifyで仮想の無線LANルーターを使うには、PCを起動させておく必要があります。無線LANルーターとして常時利用する場合は、消費電力や排熱などの観点から専用のハードウェアを購入したほうがいいでしょう。なお、Connectifyがパスワードの設定で利用できる暗号化方式はWPA2の1種類で、この方式に未対応の端末は接続できません。さらに、Connectifyを使用するにはWindows 7かWindows Server 2008 R2のOSを搭載したPCが必要です。
Connectify(コネクティファイ)はPCを仮想の無線LANアクセスポイントとして利用する無料のソフトウェアです。専用のハードウェアを使わずに複数の端末をインターネット接続させたい時などにお勧めです。
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