doPDFは、アプリケーションからプリンターに印刷する代わりにPDFを作成する「仮想プリンター」として機能する、PDF作成ソフトです。用紙サイズや解像度の設定も、プリンター印刷時と同様の手順で行うことができます。起動やPDFの作成が速く、さらにこれらの設定画面がシンプルで分かりやすい点が魅力です。手軽にPDFを作成したい人にお勧めのPDF作成ソフトです。
doPDFをインストールするとWindowsのプリンター一覧に「doPDF v7」が仮想プリンターとして追加されます。普段使っているWordやPowerPointなどから印刷メニューを選び、プリンター一覧から「doPDF v7」選びます。印刷を開始するとPDFファイル名や保存先などを指定する画面がすぐに現れます。ファイル名を入力しフォルダーを指定して「OK」をクリックするとPDFが作成されます。
Microsoft Word 2007からPDF形式で保存することで文書を簡単に作成できるようになりましたが、作成時に用紙サイズや解像度を選ぶことはできません。doPDFを使うと、PDFの用紙サイズをA4~A6、解像度を72~2400dpiから選んでPDFを作成できます。インターネットにアップロードするときやメールで送付するときなど、ファイルサイズを小さくしたい場合に解像度を低くできて便利です。また、画像ファイルを含むデータからPDFを作成する場合に画像がぼやけているような時は、「High quality images」を試すと良いでしょう。
なお、Windowsの「スタート」メニューから本ソフトウェアを起動してPDFを作成することも可能です。ただし、この手順でPDFを作成する場合は、用紙サイズや解像度などを選べないため、ファイルから素早くPDFを作成したいときに使うと良いでしょう。
doPDFは、プリンターに印刷するときと同じ手順で、手軽にPDFを作成できるソフトウェアです。
ダウンロード doPDF 8.0.906 in