Virtual CloneDriveはCD/DVDなどの光学ドライブ(ディスクドライブ)を仮想的に作成するツールです。CD/DVDから作成された「イメージファイル」と呼ばれるファイルを読み込んで、ディスクを使用した時と同様に動作させる事ができます。ネットブックや薄型ノートPCなど光学ドライブを搭載していないPCでも、CDやDVDに記録されたデータを利用できるようになります。またゲームや辞書などのソフトウェアのディスクをPCに出し入れするのが面倒な時にも、このツールが役立ちます。
Virtual CloneDriveをインストールすると、Windowsの「マイコンピューター」に光学ドライブのアイコンが新しく追加されます。基本的な操作は、光学ドライブのアイコンを右クリックし「Virtual CloneDrive」-「マウント」を選び、読み込みたいイメージファイルを指定する、という流れで行います。指定した後は、実際の光学ドライブを使うのと同じようにCD/DVDのデータを利用することが出来ます。実際の光学ドライブよりも動作が速く、データがスムーズに読み込まれるのが嬉しいところです。
光学ドライブのアイコンは最大15個まで作成することが出来ます。例えば、ゲームや辞書のディスクをそれぞれの光学ドライブのアイコンに読み込ませておくと、使うたびにイメージファイルを出し入れする必要が無くなります。CDやDVDをいくつも入れ替えながらPCを使っているなら、このツールで省力化してみるのは如何でしょうか。
Virtual CloneDriveではイメージファイルを作成することが出来ません。手持ちのCDやDVDからイメージファイルを作成するには、Alchol 52%を使うと便利です。また、イメージファイルはCDなら数百メガバイト、DVDなら数ギガバイトの容量を消費します。本ツールを利用する際はハードディスクの空き容量を十分に確保することをお勧めします。
Virtual CloneDriveは光学ドライブを仮想的に作成するツールです。光学ドライブが搭載されていないPCでも、CDやDVDのデータを利用できるようになります。
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