QTTabBarは、Windowsのフォルダー画面に「タブ」を導入するカスタマイズツールです。タブは、複数の画面を1つのウィンドウ内で切り替えて表示できる便利な機能です。Internet ExplorerやFirefoxなどのブラウザーに導入されているタブのように、Windowsのフォルダー表示をタブで切り替えることができます。フォルダーのウィンドウがいくつも開いて困っていることが多いなら、タブを使ってまとめてみてはいかがでしょうか。
QTTabBarをインストールするとWindowsに常駐し、フォルダー画面に新たにタブ機能を追加します。フォルダーの「表示」メニューから「QTTabBar」と「QT標準のボタン」にチェックを入れると、ツールバーの下にタブが現れます。タブの切り替えや移動など基本操作はブラウザーのタブと同様です。便利なのは、最近閉じたフォルダーをクリックひとつで再び開くことができる点です。「さっき閉じたフォルダーをもう一度開きたい」というときでも、わざわざフォルダーを探すことなくボタンひとつで済むのが便利です。
ただインストール自体はクリックしていくだけで完了するのですが、その後フォルダー画面から表示の設定を行わないと使用できないのはやや面倒です。操作方法は慣れるまでは試行錯誤するかもしれません。また、インストール後に一度ログオフまたは再起動が必要です。QTTabBarを使うのをやめる場合は、インストール時に使ったQTTabBar.exeを再度実行してアンインストールする必要があります。
導入と使い始めにやや難がありますが、タブはフォルダー画面をまとめるのに役立つでしょう。たくさん開いて邪魔になったフォルダー画面をすっきりと整理させたいなら、QTTabBarを試してみはいかがでしょうか。
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